実家が埼玉県にあるので、家族で1年ぶりに帰り、兄弟家族とも会うことができ、
にぎやかな楽しい日々を過ごしました。
今回会う目的として、「両親がこれからどのように過ごしたい」かの確認もありました。
私の両親は、だいぶ高齢になっているので、いつ体調を崩すかわかりません。
意思がしっかりしているうちに、家族で話合いをしておきたかったのです。
両親は、「自分が亡くなったら、○○〇に」という明確な意思がありました。
そして資産について、まとめてくれていたおかげで、スムーズに話が進みました。
相続分があるので、遺言書を作ることを勧め、公正証書遺言、自筆証書遺言の話を簡単にし、
最終的には、両親が自分で文案をつくり、私がチェックすることになりました。
令和3年度の司法統計によると、家庭裁判所が扱った遺産分割事件のうち、
遺産総額1000万円以下が32%ほど、
5000万円以下と合わせると、実に75%の割合となり、
遺産総額が高くなくても、揉め事は起こることが
わかります。
また、時間も半年以上、2年以内の割合が半分以上を占めるので、
時間と労力もかかります。
「子どもたちは仲がいいから」
「遺産が少ないから」
「まだ元気だから」などの理由で、
話合いや遺言書の作成を行っていない方が多いのではないでしょうか。
自筆証書遺言は、その名の通り、自筆が原則(財産目録はその限りではない)ですし、
認知症などで、意思能力が欠けている方が書く遺言書は、無効です。
元気なうちに、遺言書の作成をしませんか?
想いを丁寧に伺いながら、遺言書の文案作成や
関係機関との調整、情報提供いたします。
是非ご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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